アプリケーションフレームワークとモデリングとMDDについて

つい先日もソフトウェアアーキテクチャのモデル記述についてを書きましたが、世の中にはシステムの全体像を幾つかの観点(ビューポイント)から記述するエンタプライズアーキテクチャないしアプリケーションフレームワーク(FEA, DoDAF/MODAF, TOGAF, RM-ODP他)というものがあります。これらについてはアーキテクチャ表現方法(記法)が決められていないことも多く「ハイレベルでの記述」が多いような気がします。次にUMLのようなモデリング技術があります。これには汎用のUMLと、ドメイン用のモデリング言語があります。そしてモデルに基づいてシステム開発を行うというモデル駆動開発(MDD)があります。

これらは最終的にはシームレスに結びつくべきなのですが、今のところそうなっていないようです。どうしてでしょう?エンタプライズアーキテクチャないしアプリケーションフレームワークはAS-ISとTO-BEのシステム全体を大きく捉えるのに有効、むしろ全体を押さえるためのものです。これと比べ、モデリングはある程度の抽象レベルで詳細化や厳密さが求められるため、対応出来る人が違ってきます。この2段階だけでも結構調整が難しそうです。更にMDDになると、今度はプラットフォームにマッピングするため抽象度の高いものをどんどん具体的なものに置き換えたり追加したりしてゆきますので、ある意味通常のプログラミング・プログラマーにどんどん接近してきます。

これらがシームレスに結びつくには、どこか特急ルート的な道筋を設けるのが良さそうです。それは近道なのかRoRのような方式なのか分りませんが、何か工夫が要りそうです。

今度は逆にMDDからスタートしてみてみます。MDDがうまく働くということは、対象プラットフォームやフレームワークがはっきりしており、そこに自動的にマッピングできるようなモデルが与えられていることが前提になります。そのモデルは、IT化されるわけですから、システム分析の結果システム化対象となっているはずです。その部分を含む対極的なビジネスプロセス定義などを含むようなものがモデリングの始まりに来ているはずです。そしてそのモデルは、エンタプライズアーキテクチャないしアプリケーションフレームワークのシステム規定に近い部分になっているはずです。

カバレッジが広く大変ですが、このあたりをつなげないと一貫したそして持続するシステム開発になかなか近づけないと思います。

アプリケーションフレームワークとモデリングとMDDについて

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