BPMとSOAについて

以前この話題について書いた積りでいたのですが、どうも書き落としていたようですので遅ればせながら書いておきます。

ビジネスモデリングの世界の議論を読んだり聞いたりしていると、どうも2種類の見方があるようです。

  1. ビジネスプロセスを中心とする考え方
  2. ビジネスサービスを中心とする考え方

BPMは当然前者の立場で語る人がほとんどで、業務をBPMNなどを使い一連のビジネスプロセスとして整理する。そして、そのプロセスの詳細化を行い、最後にITシステムへのマッピングを図るものです。このITシステムでは、プラットフォーム機能に相当する部分もあれば、SOAに基づくサービスもあるという訳です。

ビジネスサービスを中心に考える人は、多分かなり粒度の大きな業務相当のサービスをイメージされています。そういう粒度の大きめのビジネスサービスが多数用意されているという前提では、どう組み合わせるといったプロセス的な考え方は不要で、どれを使うかが決まれば良いということです。その場合、プロセスはサービスを実現するためのメカニズムの一つという位置づけになっています。つまり、大きな粒度のサービスの中では小さな粒度のサービスが組み合わせて使われていることもあり、その組み合わせというところにプロセスが使えるということです。この大粒度のビジネスサービスだけがSOAのサービスではないでしょうが、ここから入る独自の世界があるようです。

この二つの陣営は共に大局から整理をするトップダウン系だと思いますが、それ以外にもボトムアップ系があり、既存機能の抽象化としてのサービスをベースにした議論もあります。

関連した話題で、以前紹介したDavid Linthicum氏が良く話題にしている次のサイトのように、いわゆるMashup用API集もあり

こういったAPIを利用することがSOAの一部(それともクラウドコンピューティングの一部?)だとすると、SOAというマーケティング用語が使われなくなったとしても、天気予報的言い方ですが「サービス指向」は引き続き発展してゆきそうです。

BPMの方は、こういったサービスを利用しつつ、イベント指向やCEP、ポリシー・ルール、成熟度モデル、等々と絡み合いながら更なる高みを目指すことになるのでしょう。

BPMとSOAについて

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