欧州でモデル駆動が盛んな理由について

欧州、特に英国、仏国、独国の3カ国にはモデル駆動やアーキテクチャがらみの研究プロジェクトや製品が多くあります。「欧州には」というのは、特に米国や日本と比較した場合という意味です。以前からこれ(欧州で特に活発という事実)が不思議だったので、一度ならず欧州の人に質問しました。そのうち英国の大学の先生からの回答がなんとなく当たっていそうでした。それは、元々欧州ではアカデミックな世界でアーキテクチャやモデリングの研究が盛んであったし、欧州共同体が資金を出す研究プロジェクトが数多くあり、そこに多くの研究者が流れ、そしてそういう人達が研究プロジェクトでの成果をベースにモデリング関連ビジネスを始めているのではなかろうか、というものでした。他にも、欧州では論理的なものが好まれるという感想もありましたが、やはり底辺が広いということでしょうか。

こういった研究プロジェクトのかなりの部分が欧州中心からeclipseの提供するよりオープンなコミュニティに移行してきています。そういう意味で以前紹介したEclipse Modeling Projectについてにあるリンクは欧州の状況を垣間見ることのできるものかもしれません。もちろん、eclipseに合流していないプロジェクトも沢山ありますし、またモデリングと言う意味では米国勢も参加しているため、このリストだけ注目するのは正しい態度でないのでしょう。

eclipseはともかく、過去に参加した標準化活動でも欧州の人達はハイレベルの議論が得意だということは日本からの参加者は良く知っています。逆に米国勢は議論が具体的で分り易いと感じています(内容にもよると思いますが)。

現在のところモデル駆動のツールやシステムは利用もそれなりに難しいため、思ったほど普及していないと思います。今後我々日本人が得意な使い勝手の改善を重ねればWiiのように使いやすいツール群に変身させることが出来るかもしれません(!?)。関心のある方は何かが出てくるのを待っていないで手を動かしてみましょう。

欧州でモデル駆動が盛んな理由について

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