MashupとSOAについて

前回のポストではSOAとDDDそしてプロセスの関係について感想を書きましたが、今回はそこにMashupを追加したいと思います。

Mashupという言葉自体は中立的な言葉ですが、実際は個別に使えるサービス(Webサービス等)を簡単に組み合わせ意味のあることを実現するものだと思います。一例としてYahoo Pipesを取り上げます。これがデビューした時に幾つか作って遊んでみたのですが、例えば気になるRSS Feedの出力をフィルタにつなぎそれを出力するといった「ダイアグラムを使ったプログラミング」が出来ます。UnixのPipeにヒントを得たことは確かで、そういう背景を持つプログラマも多数参加しています。しかし同時に、まったくそういう背景を持たない一般ユーザも結構いるということです。何しろ簡単で役に立ちますから。

Pipesで出来ることを良く考えてみると、利用できる各種サービスと(Mashupの)制御構造の部品が提供されていてそれをワイヤリングするというものです。得たい情報を得ると言う目標(Business Objective)を達成するために、(意識するかどうかは別として)プロセスをユーザに定義させ、そのプロセスの中から「利用できる各種サービス」というサービスを使う、言い換えるとサービスを組み合わせてプロセスを実現する仕組みになります。このあたりが前ポストの話題に近いことが分ると思います。この各種サービスは当然SOAのサービスでも良い訳です。そして一般ユーザがサービスとして意識するのは主にビジネスサービスであり、これがDDDとの関連に近い点です。

しかし、こうして定義したユーザのPipeを新たなサービスとして別の利用者が使えるなら、それはサービスがプロセスで実現されている例にもなります。

ということで、鶏と卵の議論に近い話かもしれませんが、現在の流行り言葉(Mashup, SOA, DDD, BPM)の相互関係がPipesの例からも観察できると言えます。

MashupとSOAについて

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