The SOA Source Bookについて

The Open GroupからSOA Source Bookが公開されました。プレスリリースへのリンクとこのSource Bookへのリンクを次に示します。

  1. The Open Group Releases First Edition of “The SOA Source Book”
  2. SOA Source Book

TOGは昔のX/Open+OSFで、認証ビジネスやコンプライアンスなど政府とのつながりの多い活動をしている標準化団体です。どうも彼らのEA方法論であるTOGAFとの関係においてSOAに対する取り組み方や考え方をはっきりさせておく必要があったようです。

アーキテクチャ的な話が多く書かれていますので、全体像やポジショニングなどを把握したいexecutiveやアーキテクト向けの内容のような気がします。

さて次はCloud Computingを題材としたものが出てくるのではと予想してしまいます。

The SOA Source Bookについて

Cloud Computing Startups(Podcast)について

これまで何度も引用していますが、David LinthicumさんのPodcastの紹介です。今回のものは

  1. Cloud Computing Startups

というタイトルで、現在のCloud Computing環境はStartupにとってこれまで存在しなかったようなメリットであるということを強く説明しています。もちろん分っている人達は黙って準備をしたり、もう出来上がってビジネス活動を始めたりしている訳です。この後者のグループに関して、この中でUnder The Rader 2009というイベントの話が出てきます。こちらはInfoQにその記事がありましたので、そのURLも掲載します。

  1. 2009 Under The Radar Winners Announced

このページの最後(下)の方に “All the candidates presentations are available here” というリンクがあり、その先からプレゼン模様を見ることが出来ます。元気一杯のプレゼンが並んでいますので気になるものがあれば是非本物を見てください。

Cloud Computing Startups(Podcast)について

Twelve Metrics to Monitor for SOA’s ROIについて

少しSOAの話が書きにくくなっている昨今ですが、興味深いブログポストがありました。

  1. Twelve Metrics to Monitor for SOA’s ROI

もちろん具体的な計算式が紹介されている訳ではないのですが、何を測定すべきかについてヒントになると思います。

ただ、ROIといってもビジネスレベルからインフラレベルまで各所で考える必要がありますので、システム全体というよりある側面として見た方が安全だと思います。

Twelve Metrics to Monitor for SOA’s ROIについて

Intentional Softwareについて

Microsoft社においてDSL Developers Conferenceというものが開催されたとのことです。

時期・場所はApril 16-17, 2009, Microsoft Campus, Redmond, WAです。

Martin Fowlerさんも参加されたということで、いろいろブログに書かれていますが、その中でIntentional Softwareという会社の製品について随分気に入ったようなエントリがあります。

  1. IntentionalSoftware

このブログポストの下の方に、DevConに参加した人たちがIntentionalSoftwareのプレゼンテーションに対してどう感じたかTwitterでコメントしているところもあり(URLもあります)、またそのプレゼンテーションのビデオ(1時間弱)へのリンク(URL)まであります。

確かに既存のDSLツールと違います。かなり将来性を感じます。先行顧客の一つ(Capgemini)が金融分野でこのツールベースで製品を構築したということです。

メジャーになる前にどこか大手に買収されるかもしれませんが、今後の展開が楽しみです。

Intentional Softwareについて

OMG Technical Meeting, March 2009について

3月に開催されたOMG会議の結果をまとめたプレスリリースが公開されています。

  1. OMG Advances Standards at Technical Meeting in Washington, D.C.

本ブログで話題にしている仕様の中には、UPMS(SOAモデリング)、UPDM(EAモデリング)がボードレベルで承認されたこと、BMM 1.1の改訂ドキュメントが仮承認されたことなどがあります。

これらの文書は上記プレスリリース文書の中にURLが埋め込まれていますので、そこからアクセスしてください。

OMG Technical Meeting, March 2009について

ArchiMate発表について

The Open GroupからEnterprise Architecture用の標準モデリング言語ArchiMateを開発したというプレス発表がありました。

  1. The Open Group Introduces ArchiMate(R) 1.0 Standard Language for Modeling Enterprise Architectures

私も過去に2度くらい話(プレゼン)を聞いたような記憶があります。オランダ?のEA(一カ国だけではなかったような気がしていますが)のようです。上の発表には含まれていませんが、ArchiMate自身のホームページが以下の場所にあります。

  1. http://www.archimate.org/

The Open GroupはTOGAFというEAの方法論を持っていますので、その組み合わせというかTOGAFにおける標準記法といった役割を担うのかもしれません。EA記法の標準化は良いことではあるのですが、すでに多くの種類の記法が使われていたり検討されていたりしているため、このタイミングで出版して普及するか少し心配です。このあたりの動向を見守りたいと思います。

ArchiMate発表について

DSL in .NETについて

以前触れたと思いますが、個人的印象としてDDDはJavaの世界だけでなく.NETの世界の方でかなり受け入れられているような気がしています。今度はOsloの影響なのか、DSLについてもそうなるのかな、と思わせる本の紹介です。

  1. Building Domain Specific Languages in Boo

夏にならないと書籍としては購入できないようですが、現在でもebookとしてなら購入できます。購入とは無関係に、上のページにChapter 1が公開されていますので、この内容で判断されれば良いかと思います。

最近DSL関連のポストを多く書いていますが、DSL批判というものもあります。誰でも読めるDSLなら良いのですが、多くのDSLが作成され利用されると、後ほどのメンテナンス問題(読めない、使い方・使い分けが分からない等)が出てきます。そのドメインの人であれば「一読してほぼ理解出来る」言語設計を目指す必要があります。

DSL in .NETについて

Oslo and OMGポストについて

SolidSoftという会社の人のブログポストに興味深い内容のものがありました。OsloとOMGのモデリング標準の関連について、Microsoft社に近い側から冷静に観察し歴史的な背景情報も含めて書かれています。ちょっと長い英文ですが、この話題に興味のある方にとっては十分に読む価値があるポストだと思います。

  1. Oslo and the OMG

なおこのブログポストは1月の日付ですが、コメントを使っての議論は今でも続いているようです。

モデリング分野では両者が近付く可能性もありそうです(本当は統一されれるのが有り難いのですが)。期待したいと思います。

Oslo and OMGポストについて

サンプルDSL on the Web

DSLの説明用の例題がWeb上にありますので紹介します。

  1. An Introductory Example
  2. Fowler’s DSL example with Xtext
  3. Fowler’s DSL example with MGrammar (Draft!)

1番目のものが、本家Martin Fowlerさんの書かれているもので、Miss Grant’s Controllerというタイトルのところに概要があります。大切なものを家の中のどこかの引き出しに隠せるシステムで、これを開くために幾つかの決められた手順を踏まなければならない、というものです。下の方にState Machine図で書かれています。これをどのように表現するかで、幾つかの例が記述されています。少なくとも、Graphical DSL(State Machine図)とTextual DSL(コード部分)の両方の例が示されています。

2番目のものは、これをeclipseのTextual DSLで書いてみたもので、3番目はこれをOsloのMGrammerで書いてみたものです。

個人的には、3番目の記述は詳細過ぎるので、2番目の記述と同程度のものが書ける(比較のためには同程度の記述が望ましい)と思います。もう一言感想を書くと、2番目と3番目は(同じ範囲を書く限り)かなり類似した記述になるだろうと思います。

この例題が本質的にState Machineだとすると、State Machineを表す(eclipseの)ecoreファイルなどいろいろ見つかると思いますので、(可能性は低いかもしれませんが)別の記述方法が見つかるかもしれません。

サンプルDSL on the Web