Domain Specific Language(DSL)について(2)

以前DSLについてのポストを書きましたが

  1. Domain Specific Language(DSL)について

良く引用させてもらうInfoQに最近DSL関連の記事が続けて掲載されました。

  1. Developing a Complex External DSL
  2. Panel: DSLs: The Good, the Bad, and the Ugly

特に前者は「DSL概論」的な記事で、internal DSLとexternal DSLが説明されています。

DSLは結局のところ特定分野でソフトウェア開発の生産性を向上させる手段であり、汎用的に作りたければexternal、ベース言語の特徴を生かした形で作りたければinternalということだと思います。例えばRuby on RailsはRubyの特徴を生かしたWebアプリケーション開発用internal DSLということになります。

DSLを実際の世界に持ち込むためのツール類は多くありますが、DSLの設計方法は事例から学び取るしかないようです。ダイアグラムからスタートするようなものは比較的容易に作成出来ますが、より高度な概念を駆使するようなDSLはソフトウェア成果物と結びつけるまで何段階もの変換や解釈が必要となるため容易に作成出来ないのでは、と思います。

ただ、OMGで標準化されているメタモデル標準や、OASIS他で標準化されている業種向けなどのXMLスキーマは、良い「最初のステップ(お手本)」になると思われます。

Domain Specific Language(DSL)について(2)

Web 2.0的情報収集?

Web 2.0を語れる資格があるとは思っていませんが、最近幾つか新しい情報の集め方を試しています。有名なものばかりですが、名前を知っているというのと、実際に使ってみるのは別の話だということを改めて認識しています。

ひとつはTwitterで、フォローしたい人が決まれば、かなり効果的です。問題は誰をフォローするかですが、これはキーワード検索などを使って見極める必要があります。感覚的にですが、「Twitter > RSS etc. > 一般のニュースサイト」くらいTwitterの情報(ニュース等)伝達速度が速いように思います。

もうひとつはSlideShareで、各種イベントの講演資料をここに掲載する人が増えているように思います。ここでもキーワード検索が有効です。

きっと他にもあると思います。 面白い手法などご存知の方のコメントをお待ちしています。

ところで情報収集は米国ではマーケティング活動に分類されています。皆さんのところでもマーケティング部門が担当されているのでしょうか?

Web 2.0的情報収集?

BPMNをマスターしよう(2)

BPMNマスターに役立ちそうなサイトを一つ見つけました。

  1. DiveIntoBPM.org

どなたが運営されているのか良く分かりませんが

  1. BPMN in 10 minutes
  2. Workflow patterns

や説明スライドもあります。次の本のURLへのリンクもありました。

  1. BPMN Modeling and Reference Guide Understanding and Using BPMN

やはり標準の普及にはこういった努力が必要のようです。見習いたいと思います。

BPMNをマスターしよう(2)