SOA and cloud convergenceについて

当ブログをご覧になって下さる方々はエンタプライズ系の話題の方がお好みのようですので、SOAとCloud Computingは今後一つになってゆくだろうという話題です。

いつものDavid Linthicumさんのブログポストで、以前から同じことを話し・書いてこられていますが、改めて一文を書いてみたという感じの内容です。

  1. Cloud-based APIs will drive the SOA and cloud convergence

まず彼が最近執筆した本ということで、同様のタイトルの書籍の紹介があります。

  1. Cloud Computing and Soa Convergence in Your Enterprise: A Step-by-step Guide

国内では10月にならないと手に入らないようですので、米国で入手した方が早いだろうと思います。

ブログポストの内容はProgrammableWebにあるAPIなどを活用すればSOAとCloudが一つとなった新たな世界に近づけるだろうというものです。

成熟した企業にとっては、これまで構築してきたエンタプライズシステムを簡単に捨てる訳には行かないでしょうから、インターネット導入時と同じように、内部向け・外部向けで扱いを変えるような段階を経ながら、徐々にうまい解を見つける方向に動くのでしょう。 インターネット導入時との違いは、このような変化に個人や中小企業なら簡単に対応するだろうと思われるのに、大企業のキャッチアップは(捨てられないレガシーシステムを持っているため)とても時間がかかるのではないかと思われることです。

今後の進展が楽しみな分野です。

SOA and cloud convergenceについて

Google I/Oについて

沢山レポートが書かれていますが、Google I/Oというイベントが開催され、Googleらしい新たな技術が紹介されているようです。

本家のURLは次の場所にあり、そこからいろいろなリンクがあります。

  1. Google I/O

面白そうなのはWaveという技術で、現在使える各種技術をベースにしてe-mailシステムを再発明してみた、というようなものだそうです。何か気のきいた小さなツールの集まりのようにも思えますが、全体として新しさを感じます。

良く引用させて貰うInfoQですが、関連記事がありました。

  1. Google Pushes the Web Platform with Chrome 2.0 and Wave

このイベントが始まってからTwitterでも沢山の「つぶやき」が連続的に書き込まれています。

  1. googleio

このイベントに参加した人は自動的にアカウントが貰えるようです。 ただ(個人的見解ですが)このようなコラボレーションツールが日本ですぐに主流になるとはちょっと思えません(若い人達ならすぐに慣れるのかもしれませんが)。 しかし単なるアプリケーションとしてではなく、プラットフォームとしてみるとかなりポテンシャルが感じられます。 米国での今後の評価に注目したいと思います。

補足) @ITに日本語の記事もありました。

  1. Google I/O 2009レポート
Google I/Oについて

Microsoft “Oslo” – May 2009 CTPについて

以前の次のポストの際にお世話になったマイクロソフトの長沢様のブログに解説(どうも有り難うございます)がありますが、Osloの新たなCTPが発表になっています。

  1. “Oslo” May 2009 CTP 公開!
  2. “Oslo” May 2009 CTP インストール レポ
  3. Intellipad” の MGrammar Mode
  4. ”Oslo” May 2009 CTP ~ 関連ドキュメントはどこに?
  5. “Oslo” May 2009 – サンプルはどこに?

今回は初めてQuadrantがCTPに含まれましたので(その分インストールに苦労します)試してみるには良いタイミングではないかと思います。私も今回は真面目に試してみるつもりでいます。成果があればレポートします。

また、この直前にVisual StudioのDSL Toolも改訂公開されています(同じく長沢様のブログポストを引用します)。

  1. Visual Studio 2010 DSL SDK Beta 1 も公開

補足) InfoQにも関連する記事がありました。

  1. Microsoft Has Released “Oslo” May 2009 CTP
Microsoft “Oslo” – May 2009 CTPについて

ETSS国際シンポジウムについて

昨日(5月26日)次のイベントのなかのETSS国際シンポジウムに参加してきました。

  1. IPAX2009

組み込み技術のスキル標準に関する国際シンポジウムで、アジェンダは次のようなものでした。

  1. ETSS国際シンポジウム

一言で言うとETSSというのは組み込み技術者が必要とする技術領域とスキルのレベルを規定できる枠組みだと理解しました。確かに組み込み系を念頭において策定されたものだということは分るのですが、一般のエンタプライズ系とそれ程大きな差異も無い様にも感じました。

背景の知識などが不足していたため、最初は余りイメージが涌きませんでしたが、最後の事例講演で「これは役に立ちそうだ」と思うようになりました。この事例講演の最後で、このETSSを自動車業界でのモデルベース開発というスキルにカスタマイズして使っているというお話がありました。

  1. JMAAB

自動車業界のモデルベース開発というのはMATLABを中心として適用されているようで、先日のソフトウェア開発環境展でも組み込み関連の場所ではMATLAB関連の製品を多数見かけました。ところで、以前から「組み込み系ではモデルベース開発が結構使われて成功しているらしいが、どうしてエンタプライズ系ではそれ程うまく行かないのか」ということが疑問でした。これに関して、偶々ですが次のようなブログポストを見つけたので紹介します。

  1. Model-driven development – Embedded v/s Enterprise software

最後に、ETSS国際シンポジウムの中でISOで標準化を担当されているカナダの方の講演の最初に「カナダの大学ではこういった人を育てようとしている」ということで興味深い(共感できる)リストが示されました。勝手に引用箇所を引用させてもらいます(オリジナルがどこにあるのか現時点では不明です)。

People of an Innovating Economy:

  1. “have leading-edge research skills;
  2. have complex problem solving skills;
  3. are committed to lifelong training and updating of skills;
  4. know how to put new technology to work;
  5. exhibit leadership and entrepreneurship;
  6. bring products, processes and services to markets; and
  7. can engage and cooperate at an international level.”

いかがですか?

ETSS国際シンポジウムについて

NISTのCloud Computing定義について

米国のNISTという標準などを担当する政府機関のサイトにCloud Computingの定義文書(v12だそうです)と政府でのCould Computingの活用方法についてのスライドがありました。

  1. Draft NIST Working Definition of Cloud Computing v12
  2. Presentation on Effectively and Securely Using the Cloud Computing Paradigm v18

日本でもそして民間でも参考になると思います。

NISTのCloud Computing定義について