Graphical modeling vs textual modeling

最近のDSL開発ではグラフィカルなモデリングからテキストベースのモデリングへのシフトがあるように見えます。これはあるべき動きなのかという点が気になっています。

昨日OMGのSoley会長とお話する機会があったので質問してみたところ、(もちろん立場もあるとは思いますが)モデル主導の開発でもGoサインを出すのはExecutive的立場の人のはずであり、そういう人に説得力があるのがどちらだろうかと切り返されてしまいました。UMLとUML ProfileそしてMetamodelの標準化を続けているOMGですから当然の回答ではありました。また、eclipse系のモデリングはどうしてもecoreモデル、つまりEssential MOF(本来のMOFのサブセット)に基づくことになるため、たとえばOMGでモデリングを極めている人たちにとっては力不足とみなされる可能性がある(フル機能のMOFを使いたいと言われてしまう)という指摘もありました。

ただ、3月に参加したeclipse conferenceを思い起こすと、やはりそれなりの盛り上がりはありますし、Oslo M言語も力を入れて開発されていますので、誰が使うのかという観点から(灰色決着ですが)両方ありのような気がします。やはりビジネスとITの間には大きな溝があるのかもしれません。

Graphical modeling vs textual modeling

Forrester Research survey on SOAについて

本年1月にSOAは死んだというブログポストの話題を紹介しましたが、この話は今でも繰り返しあちこちで議論されているようです。そのような中で

  1. SOA Is Far From Dead — But It Should Be Buried

というサーベイレポートがForresterから出たこととその中身について簡単に紹介する記事がありました。

  1. Forrester: Only one percent have negative experience with SOA

SOAという言葉を使おうが使うまいが、現場ではサービス指向システム開発が進んでおり良い効果を出してケースが多くあるということです。予想されていたことですが、サーベイにより裏が取られたと言えます。

SOAモデリング標準もできた訳ですから、今後は当り前の技術(アーキテクチャパターン)として使えるところでは使うというのが正しい態度のようなのでしょう。

Forrester Research survey on SOAについて

business motivation modelについて(4)

前々回のポストで紹介した記事に関してSOA ConsortiumのBrendaさんも感想を書かれています。

  1. Business Architecture and Nick Malik’s Enterprise Business Motivation Model

なかなか好意的なコメントだと思います。 OMGがこのような活動をインプットとして既存BMM標準をより良い方向に改訂してくれることを期待しますし、eclipseなどでのオープン実装もあって良いと思います(自分でやるしかないかもしれませんが)。

business motivation modelについて(4)

BPM BlueWorksについて

先日ラスベガスで開催されたIBM IMPACTというイベントで発表されたというBPM BlueWorksという製品(?)が話題を呼びそうです。これについてのブログポストがありましたので引用します。

  1. IBM Takes BPA to the Cloud

個人的感想として、まず「このポストの内容は本当にその通りか」というのと、仮に本当だとすると「確かにCoolなテクノロジであることを認めざるを得ません」が「ビジネス戦略からプロセスへの展開計画他をクラウド上(少なくとも外部のサーバ上)でやるでしょうか」ということがあります。ビジネスデータ(通常は顧客データなどですが、今回はビジネスプロセスのデータです)をクラウド上んに移すことへの抵抗感はかなりあるはずです。また、国際化はやられるかもしれませんが、日本国内向けにはどういう展開になるのかも気になります。

製品(?)が上のブログポストの内容に沿ったものであれば、発表時に改めて感想を書きたいと思います。

BPM BlueWorksについて

OMGのBusiness Ecology Initiative (BEI)について

OMGが新たなイニシアティブを発表しました。ビジネスエコロジーイニシアティブ(BEI)という名前です。

  1. OMG Announces Business Ecology Initiative (BEI)

専用のWebページも出来ています。

  1. http://www.business-ecology.org/

Press Releaseを読んだ感じでは、SOA Consortium、BPM Consortium、Green Computing Impact Organizationに続いてActionable Architecture™ というものを通し、ビジネスとITの境界を取り払う(少なくともその間のギャップを狭める)プロモーション活動のようです(標準は開発しないのでは、と思われます)。

個人的には、ビジネスとITを近づけると、少なくともビジネスのIT化が進展すると思います。例えばビジネス側にBPMやBMMのようなモデルを普及させ、ビジネス要求を迅速・容易にITへ展開出来るようにするというような話ですが、これをビジネス側の人々に受け入れて貰うには、例えば「ビジネス要求を迅速・容易にITへ展開出来る」ことを実例などを使い証明・保証する必要があると思います。

一つ分らないのはこのBEIの背景にOMGのBMI(Business Modeling and Integration)DTFがどの程度関与しているのかということです。「このつながりがきちんと存在する」ことを期待しています。

OMGのBusiness Ecology Initiative (BEI)について

business motivation modelについて(3)

Microsoft社の公開Webサイトの

  1. The Architecture Journal

  1. Toward an Enterprise Business Motivation Model

という記事が掲載されています。BMMレベルではどのような概念が重要な役割を果たすのか、ここに出てくる要素と要素間の関連をフォローするだけで見えてくるものがあるのではと思います。

著者の「OMGのBMMはビジネスモデル自体が含まれていない」という主張は確かにそうですが、ビジネスモデルという言葉の意味や記述の前提、記述スタイルの差などもあり、Yes and Noというような感想を持ちます。OMG側でも現在改訂作業が進んでいるはずで、次の版がどのようなものになるか注目したいと思います。

なお、既にツールという形で実装したという話を幾つか聞いていますが、特にツールを使わなくともメタモデルを意識するだけで上流での利用が可能だと思います。

business motivation modelについて(3)