前に書きましたeclipse Galileoが正式にリリースされました。下がそのプレスリリースです。
今回の特徴をリリース文書から引用すると、エンタプライズシステムでの利用を推進する方向での拡張、モデリングの拡張、ランタイム技術の拡張、という三つの分野に分類できるそうです。
- 1) Expanding adoption of Eclipse in the enterprise
- 2) innovation of Eclipse modeling technology
- 3) advancement of EclipseRT runtime technology
当ブログとしては「モデリングの拡張」の中身が気になりますが、Textual DSLのXtextとConnected Data Objects (CDO) と呼ばれる分散型EMFの導入となっています。Xtextはかなり使えると思いますが、日本で受けるかどうか・需要があるかどうか、は別の問題です。多分今後OsloのM言語と比較されるようになると思います。CDOについては私も勉強不足ですが、推進者をみるとEMF本流の人達のようですので、実はEMF本体の(継続的)拡張の一つと呼んだ方が良いのかもしれません。
モデリング以外に目を向けると、Macのサポート(実際にeclipse conferenceでは多数のMacユーザが講演・発表者側にいました)、メモリアナライザ、PHP開発環境、 Mylyn WikiTextサポート、新たなXSLツール、 Business Intelligence Reporting Tools (BIRT) の改良、 EquinoxのOSGi Release 4, v 4.2対応版、プラグイン開発関連、など各種あります。
以上、勝手なそして大雑把な紹介でした。
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