OMGの新RFPsについて

OMGの会議が9月14日の週に米国であり、幾つかの新RFPsが発行されたようです。 会議結果に関するプレスリリースはまだ出ていないのですが、OMGのホームページに以下のRFPsがNew!ということで OMG IS SEEKING YOUR INPUT! というコーナーに掲載されています。

  1. Management of Regulation and Compliance (MRC) RFP
  2. Common Terminology Services Release 2 (CTS2) RF
  3. Web-enabled Data Distribution Service (DDS) RFP
  4. Case Management Process Modeling (CMPM) RFP
  5. Unified Profile for DoDAF/MODAF (UPDM) 2.0 RFP

この中で興味をそそられるのは3番目と4番目のものです。 DDSはイベント通信に特化したCORBAのようなものですが、これをWebの世界と連携させる話のようですので、今後の進展に注目したいと思います。 Case Management Process Modelingは少し前から既存のBPMNではカバー出来ないケース管理という世界が有る、ということで標準化出来るものかどうか検討されていたものです。 よく理解している訳ではありませんが、例えば医療システムなどで患者さんの状態変化に応じて柔軟に治療方針を決め対処してゆく、といった必ずしも定型にならないビジネスプロセスが対象のようです。 RFPではこれをBPMNの拡張として取り扱う方針のようです。 このRFP成立の経緯については次のブログポストに詳しく書かれています。 内容について関心のある方はRFPのイントロ部分と第6章をご覧ください。

  1. Case Management: OMG RFP released !
OMGの新RFPsについて

GWT Smalltalkについて

ノンカテゴリーの話題です。

私はそれ程プログラミング言語に詳しいわけではありませんが、昔初代のMacintoshを購入し、どこからか得た情報に基づきApple社に手紙を書いて、Smalltalkの実装を送ってもらったことがあります。 ということもあり、それ程出来ませんがSmalltalk関連の話には今でも関心を持っています。

最近みつけたものがGWT Smalltalkで、Google社のAppEngine上でGWTを使って実装されたものです。 従って、SmalltalkのソースをJavaScriptに変換して実行するというわけです。

  1. GWT SmallTalk demo page
  2. GWT SmallTalk ブログ

GWTのポテンシャルを改めて認識しました。

GWT Smalltalkについて

From Process Design to Process Automationについて

時々ご紹介する Johan den Haan さんのブログ紹介です。 今回はBPM関連です。

  1. From Process Design to Process Automation

ソフトウェア工学はビジネス工学に進化して行く必要があるという主張のプレゼンをされたようです。 それに伴いインフラやツールも上位(ビジネス)概念をサポートするように進化するのでしょう。 確かに、IT業界で変わらないことは進化(変化?)し続けるということなのでしょう。

From Process Design to Process Automationについて

Methods & Toolsについて

Methods & ToolsというのはWebサイトの名前で、次のような自己紹介をしています。

  • “Methods & Tools is a free global software development magazine with practical knowledge, information and resources on software development and software engineering: UML, Agile (eXtreme Programming XP, Scrum, Test Driven TDD), Software Testing, Configuration Management, Databases, RUP, Software Project Management, Programming (Java, .NET, Ruby on Rails, Ajax), Software Analysis and Design, Quality Assurance, Software Process Improvement (CMMI), Software Development Tools, User Interface, Risk, etc.”

URLは次の通りです。

  1. Methods & Tools

ソフトウェア工学関係の方は多分ご存じのサイトだと思います。 ここではフリージャーナルのようなものを発行しており、本年秋号が出たところのようです。

  • “Fall 2009 PDF issue: Mature Scrum, Automated Testing, Spring Framework, Learning View, Executable UML”

リンクはホームページに掲載されていますので、興味のある方はそちらからPDFにアクセスして下さい。 他もそうですが、例えばExecutable UMLの記事は参考になりそうです。

Methods & Toolsについて

Event driven BPMについて

「イベント駆動BPM」 という言葉があるようです。 前回のポストに引き続き Paul Vincent さんのブログを引用します。

  1. EPTS5-2: Panel on Event-driven Business Process Management

BPM(N), CEP, BPEL engineなどがほぼ独立した活動として進められていますが、これらを少し高所から眺め、edBPMという言葉で再整理できないかということのようです。 この分野に関連する標準も多くあるため全部をカバーするのは困難だと思いますが、整理がある程度でもうまく行けば次世代のBPMないし次世代のCEPなどにつながる活動かもしれません。 歩みは遅いかもしれませんが、徐々にこの方向に向かっているような気がします。 なお、上のURLのページの下の方にオリジナルのスライドへのリンクもあります。

Event driven BPMについて

Business Rule methodology for CEP…について

以前ご紹介したことがあったように思いますが、ビジネスルールの専門家でPaul Vincentさんという方がおられます。彼による次のようなポストがありました。

  1. Business Rule methodology for CEP…

一応 CEP が対象ということになっていますが、ここに書かれている Generic Approach という箇所は、一般的なアプリケーション開発でのオブジェクト指向分析という段階でも使えると思います。 ビジネスエンティティを識別した後、どのようにそれらに対するビジネスルールを抽出するかという手法についての話題です。 ビジネスルールというものを意識するということが重要なのかもしれません。

Business Rule methodology for CEP…について

A list of example web system architecturesについて

次のWebページには著名なInternet Companiesのシステムアーキテクチャについての情報が集められています。

  1. A list of real life examples on how to build large scalable websites. Learn by example.

High Scalabilityというのが主題になっていますので、どのようなアーキテクチャがスケーラブルなシステムの実現に有効なのかを書こうとしているようです。 良く調べてありますが、もちろん当事者ではないはずですからその積りで読む必要はあります。 有名なところをかなりカバーしているようですので、参考になるかもしれません。

A list of example web system architecturesについて

Is Enterprise Architecture Suitable for Small Businesses?について

InfoQの記事です。

  1. Is Enterprise Architecture Suitable for Small Businesses?

TOGAFに代表されるようなEAは大企業だけが必要なのか、中規模や小規模の企業ではどうなのか、という疑問に関する記事です。

中規模や小規模の企業がTOGAFで説明されていることを全てやっていてはビジネスが成立しないことは明らかです。 従って本当に必要なところだけをライトウェイトに取り組むのが正しい選択ということのようです。 記事の中の引用で、これくらいは、と言っている要素を再度引用すると

  • ビジネスアーキテクチャ
  • 3-5 年にわたるビジネスロードマップ
  • ポートフォリオ管理(何時どのような仕事をするかの優先度づけ)
  • 各種利用技術(インフラ、情報、他)

とあります。 ビジネスアーキテクチャにどこまで含めるのかというのが気になりますが、それは必要なものを自分で選択しなさいと言っているような気がします。 最後の項目ですが、例えばクラウドを使うということにすると、結構楽が出来るかもしれません。

    Is Enterprise Architecture Suitable for Small Businesses?について

    Apps.govについて

    昨日から話題の Apps.gov ですが、沢山のコメントや記事が出ています。 まだご存じでない方のために一つだけ引用します。

    1. Government eyes big savings with first cloud service

    実際のサイトを見れば分かりますが、政府機関向けのクラウドベースアプリケーション購入サイトといった様子です。 政府なのでセンシティブなデータばかりを扱ってるということもないはずであり、そういう部分についてクラウドベースサービスを使うのは予算削減(税金の無駄遣いを避ける)という意味で良い方策だと思います。

    日本で同じことが出来るかですが、技術的には可能ですがメニューが揃わないだろうなと思います。 それに、外部のサービスが利用できると言っても、最終的には自前の部分を含めて統合する必要があり、それなりのSI的作業も残されています。 そういえば、Salesforce.com 社の AppExchange という類似サービスがありました。 近いと言えば近いですね。

    Apps.govについて

    only one percent turned off by SOA so farについて

    ebizQの記事ですが

    1. Forrester’s Randy Heffner: only one percent turned off by SOA so far

    というのがありました。 ForresterのRandy Heffnerさんの書かれたレポートと彼との電話インタビュー(上のページから再生も可)に基づく記事です。 私にも以前Forresterのレポートを読むことが出来た時期があり、その頃の印象としてもRandyさんのSOAに関する意見は大抵納得できるものでした。 この記事の中身はタイトルが全てを語っていると思いますが、時間のある方には是非インタビューを聴いて頂きたいと思います。

    only one percent turned off by SOA so farについて