Meta Programming Systemについて(2)

InfoQの記事の紹介です。

  1. JetBrains MPS 1.1: Performance Improvements and Easier Debugging

最初にこのツールの紹介をしたとき、「ちょっとマニアックな話題かもしれませんが」という書き出しで始めました。 まだまだこのカテゴリーに属する話題かもしれませんが、前のポストで書いたように Xtext が脚光を浴びようとしているタイミングで、対抗するTextual DSLの商用ツールであるMPSの記事が出たことは、少しこちらへの流れが出てきたのかなと思わせるものです。

このようなツールは、実際に使ってみるか誰かに使い方を解説して貰うようなことをしないと、分かりにくいところがあります。 しかし効果が期待できるものでもあり、Microsoft社のM言語なども含め、グラフィカルだけでないモデリングの世界に関心を持つ人が増えることを期待します。 なお、グラフィカルなモデリングツールが効果的であることに異を唱える訳ではありません。 ツールもタイミング・規模・適用分野など場面に応じて適材適所で使い分ける必要があると思います。

Meta Programming Systemについて(2)

Eclipse Community Awardsについて

今週開催されている eclipsecon 2010 で Eclipse Community Awards の発表がありました。

  1. Eclipse Community Awards Winners Announced

案内を貰ったので私も投票に参加しました。 投票で決まるため多少は政治的な面もあるかもしれませんが、個人表彰はのぞいて今年の特徴に

  • Most Open Project: e4
  • Most Innovative New Feature or Eclipse Project: Textual Modeling Framework (TMF) Xtext

という昨年なかった賞が加わったこと、また

という SpringSource 関連が2件まとめて入ったあたりかと思います。

昨年 eclipsecon に参加しモデリング関連のセションを聞いて回った日本人は私だけでしたが、今年はどうなのでしょうか? 昨年は初日にチュートリアルがあり、GMFやQVTの説明がありました。 二日目以降もいろいろありましたが、今年ほどの内容ではなく、まだこの方向に向かってプロジェクトを進めているというような話が多かったような印象があります。 1年経過し、今年の模様を調べてみると、いろいろな人があちこちで「その先」の開発を順調以上のスピードで進めていたようです。

モデリングでは Textual DSL の意義やツール実装が認められ心強く思っています。 また、実行環境についての上の SpringSource 関連の最近の出来ごとは結構インパクトがある話だったのかもしれません。 eclipse の Groovy サポートは Netbeans と比べかなり弱いと言われ続けてきましたが、やっとまともな環境になった(近づいた?)ようです。 直接関係ありませんが、これを契機にJavaプログラマの方にはGroovyを試されることをお薦めします(楽になる上Java資産をそのまま活かせます)。 逆に Netbeans の世界ではモデリング系のサポートが弱かったのですが、最近 EMF を扱う試みが進行しており先行きが楽しみです。

Eclipse Community Awardsについて