Conformance & Complianceについて

余り役に立つ話ではありませんが、本日別のWGに誘われて標準のConformanceとComplianceの違いについてという議論の場に立ち会いました。

Conformanceというのは標準に基づいて開発された製品(Product:動作するもの)がちゃんと標準の規定通りに製造されていることをテスト等により確認することで、Complianceは標準が更にその元となっている標準や関連する標準に矛盾していない(一貫している)ことで、通常は目視などにより確認します。

通信標準の場合、標準はプロトコル仕様、製品は商用ソフトウェアなどで、Conformanceは製品の接続試験などで確認します。 Complianceの例は、仮に標準の書き方という標準があったとして、その書き方にのっとって書かれていることを確認することで検証します。 ただ、標準の対象がソフトウェアアーキテクチャやフレームワークのレベルのものになると、何が製品なのかちょっと怪しくなってきます。

関心を呼ばないことは分かっていますが、標準化の会議というのはこのような地味な議論が多いということを知って頂くために書いてみました。

Conformance & Complianceについて

From Gaithursburg

ノンカテゴリーです。

現在、米国MaryLand州のGaithursburgというところに来ています。 目的は標準化の会議に参加することですが、もうひとつ別の目的もあります。 RM-ODPの入門書を書くプロジェクトに参加しているのですが、著者4名のうちの3名がここに終結することになり、最後のレビューの場として利用させて貰っています(もちろん標準化会議終了後の自由時間帯にです)。

標準化の会議の方はいつものメンバーにポーランドからの参加者が加わり、多少フレッシュな感覚で議事が進行しています。 話してみて分かったのですが、この方はLinkedInのあるグループで以前(標準自体をモデル表現したいという案について)議論したことのある方でした。 興味深いめぐりあわせです。

昨日はハイレベルなポリシー・オブリゲーションのモデル化の議論で盛り上がりました。 今日はOMG関連の話題で時間をとりそうです。

いつものことですが、日本から大勢の参加者がみえています。 何か面白い話があればまたポストします。

なお、本の方は最後の仕上げの段階なのですが、時々本質的な問題が現れることもあり、もう少し時間が必要のようです。

From Gaithursburg