昨日のSysMLセミナーについて

昨日 IPA と OMG の共催による SysML セミナーに参加してきました。

  1. 統合系システム高信頼性設計のためのモデルベース開発技術セミナー ~システム記述言語 SysML の最新動向~

少しだけ感想を書かせて貰います。

1) SysML & Industry: Improving Systems Engineering – Dr. Richard Soley, OMG

OMGでSysMLが標準化された経緯、SysMLの概要、INCOSEやISOとの協力体制、UML ProfileとしてUMLがベースにあること、SysMLの利用状況、Certificationなどについて Big Picture を説明されました。 個人的には、Soley 会長がほとんど SysML だけについて語るのを初めてみましたのでとても新鮮でした。

2) Simulation: Past, Present and Future – With Cameo Simulation Toolkit – Gary Duncanson, No Magic, Inc. (Board of Directors Member, OMG)

No Magic 社の Gary Duncanson さんから、モデルシミュレーションを中心にした概要説明、OMGで標準化が進んでいる Executable UML の一種である fUML の説明とデモがありました。 とても機能豊富なツールキットで、使い出がありそうでした。

3) モデルベース開発の技術動向とSysML ~統合システムの信頼性の確保~ (Technical Trend of Model Based Development and SysML – Assurance of Integrated Systemm -)

電気通信大学の新先生による講演で、以前 OMG で標準化された Super Distributed Object (SDO) の説明から、これをベースに発展させた Robotic Technology Component (RTC) を紹介され、これが機能ブロックの拡張であり SysML の Block Diagram などにも近いということでした。 SDO ではProfileというもので特殊化を実現しているということで、そこに SysML モデルを対応付ければより高度なコンポーネントベースシステムが出来るだろうとのことでした。

4) SysMLの開発現場への適用とその課題 (Recommendations for SysML Applied to Actual Automotive Control System Development)

トヨタ自動車の大畠氏による講演で、自動車製造における開発プロセスとその中でのモデルの利用についてのお話と、その経験を踏まえ SysML を現状どう使えるか考察された結果をお話されました。 製造業の開発プロセスについてはPDCAサイクルを何度も回すというとても興味深いもので、頻繁に変更が発生するという環境で SysML モデルをどんどん書き換えて使うようなことが出来れば良いのだが、ということでした。 なお、対象を記述し関係者のコミュニケーションに使うと言う意味ではとても有効という評価でした。

昨日のSysMLセミナーについて

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