InfoQ: An Open, Interoperable Cloudについて

InfoQ の記事の紹介ですが、教育的記事というカテゴリーに入っている記事です。

  1. InfoQ: An Open, Interoperable Cloud

既存の Cloud Computing 関連標準を組み合わせて利用することで、現在でも十分相互運用可能なクラウド環境を設計・実現できる、というお話のようです。 IaaS が対象のようできそうですが、PaaS になると(Platformが違っていると)どうなるのでしょう。

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InfoQ: An Open, Interoperable Cloudについて

InfoQ: InterOperability, O-TTPF and Other Highlights of The Open Group Conference

The Open Group からみた Cloud Computing の世界における相互運用性に関する見方やフレームワークや標準群について書かれています。 ちょっと「上から目線」感がありますが、考えるきっかけ・素材として参考になると思います。

  1. InfoQ: InterOperability, O-TTPF and Other Highlights of The Open Group Conference.
InfoQ: InterOperability, O-TTPF and Other Highlights of The Open Group Conference

Intercloudについて

我々がCloud Computingを話題にする場合利用者という立場で物事を考えますが、Cloud Computing提供者側の企業が当然いる訳で、それも一つではありません。彼らは彼らのCloudサービスでユーザを囲い込みたいと思っているはずですが、同時に他のCloud Compuing提供者が提供するCloudサービスを自身がまたは自身のユーザが利用出来るようにしておきたいとも考えます(どうでしょう?)。結局、各提供者は自分の特徴を伸ばしつつ他の提供者との共存を図るということになるのだろうと思います。そういうことを考えているのだろう、と感じるのが最近見かけるIntercloud(Inter-cloud?)という言葉です。

Cloud Computing(例えばAmazonの提供するサービス)が大規模コンピュータシステム(例えば昔のメインフレームシステム)に対応すると想定してみてください。かつてこれらの大規模コンピュータシステム間のオープンな接続の為に、通信プロトコルの標準化(OSI)を行い、次にポータビリティ確保としてAPIの標準化を行いました。Intercloudは(その意味・考え方として)昔のOSIを思い出させます。多分Cloud Computing提供者間のオープンな通信規約などを決めるのだろうと思います。その次にAPIの標準化に対応するような活動が続くのか否かは分りませんが。そして、このCloud Computingの世界で既に次のような相互運用性確保のための活動が始まっています。

  1. Cloud Computing Interoperability Forum (CCIF)
  2. Open Cloud Consortium (OCC)

これらのフォーラムやコンソーシアムがうまく機能するのか、別の団体や国際標準化団体が新たに入って来るのか分りませんが、利用者の立場からも注目しておく必要がありそうです。

Cloud Computingが現状のエンタプライズシステムを置き換えるとはちょっと思えないのですが、そのうち適当なバランスで部分的にエンタプライズシステムにも取り込まれることになるだろうとは思っています。部分的にというのは、レガシー資産はそう簡単にいじれないですし、データ管理の問題、セキュリティやコンプライアンスの問題、等解決すべき課題が多数見えているためです。

Intercloudについて