エンタプライズシステム開発について

最近では、エンタプライズシステムといえど、特別な対応が必要な基幹システムを除くと、一般的なWebアプリケーションと構造的に大差ないような気がします。以前OMGの活動などでビジネスモデリングの世界にも顔を出していましたので、ちょっとエンタプライズシステム開発に必要かなという作業をFreeMindを使って書き出してみました。多分沢山抜けがあると思いますが、参考までにということで掲載します。コメントを頂ければ追加・改訂しますので、気楽にお寄せください。なお、具体的なテクノロジの選択・対応付けは次のステップということで含めていませんが、必要なら追加します。

エンタプライズシステム開発
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エンタプライズシステム開発について

Business Architectureについて

Business Process Management や Business Rules Management や Organization Structure そして Business Motivation Model などを含むモデリングの世界で Business Architecture という言葉が使われることがあります。 これは Enterprise Architecture がシステム全体を対象にするのと比べ、よりビジネス領域に限定した世界(ある意味サブセット)を対象としています。

Wikipedia で調べてみると次のようなページがありました。

  1. Business architecture

いろいろなフレームワークが紹介されていますが、OMG の名前も挙げられていたため、一般公開されている良さそうな資料が無いか調べてみました。 そこで見つけたのが(本年9月のものですが)次のような Information Day の資料類です。

  1. Business Architecture Overview
  2. The Role of Business Capabilities in Strategic Planning
  3. Making Leaders successful every day
  4. Capitalizing on Business Architecture in the Pharmaceutical Industry
  5. Achieving Business & IT Alignment through Business Capabilities and Governance
  6. Customer Experience Driven Business ArchitectureSeptember

意識としては結構上位まで含んでいると思います。 そのうちもっと経営よりの話題を増やしてきそうなきがします。 そういう世界をどこまでアーキテクチャやモデリングで扱えるのか(もしくはもう扱っているのか)興味がつきないところです。

Business Architectureについて

OMG Decision Model Notation updateについて

TIBCO 社の Paul Vincent さんが今週のOMG会議での模様の一部を伝えるブログポストを書かれています。

  1. OMG Decision Model Notation update

CEP や ルールエンジンなどの分野で長く活動されているだけでなく、この Business Modeling and Integration (BMI) DTF でも常連ですので、他のBMI分野の標準をあげてその関連に言及している部分が参考になると思います。 こういった領域で仕事をするのは中々難しいと思いますが、国内でもそろそろこれらの価値そして活用に気がつく人・会社が出てきそうな気がします。

OMG Decision Model Notation updateについて

Evolving the Enterprise Business Motivation Modelについて

Microsoft社でBMM(この方はEnterprise BMMと呼んでいますが)関連の活動をされている方のブログポスト紹介です。

  1. Evolving the Enterprise Business Motivation Model

OMGのBMMも素材として幾つかの研究成果を加えたものをEBMMとして発表されていましたが、これから2-3か月かけて次の版を作るそうです。 日本ではなかなか注目されませんが、BMM関連はビジネスとITをつなぐキーとなる可能性があると思います。 動向に注目しましょう。

Evolving the Enterprise Business Motivation Modelについて

Increasing Business Agility using the “Goal-Driven SOA” Processについて

Sparx Systems社のSOA関連ホワイトペーパに興味深いスライドがありました。

  1. Increasing Business Agility using the “Goal-Driven SOA” Process

BMM (Business Motivation Model) についての詳しい説明になってもいますが、BMM でのゴール分析から SOA に接続して行くという流れで、皆さんの使われている UML ツールの種類に関係なく参考になる内容が多く含まれていると思います。

Increasing Business Agility using the “Goal-Driven SOA” Processについて

Meta-Levels and the Integration of Modelsについて

The Next Big Thing への Fred Cummins さんの投稿です。

  1. Meta-Levels and the Integration of Models

以前も書きましたが Fred  さんは OMG の BMI (Business Modeling and Integration) DTF の共同議長を長年務めている方で、この BMI DTF で標準化を担当している各種仕様をどのように組み合わせ利用出来るかという観点でコメントされています。 ここで扱われているのは以下の仕様です。

  1. BMM (Business Motivation Metamodel)
  2. OSM (Organization Structure Metamodel)
  3. BPMN (Business Process Model and Notation)
  4. CMPM (Case Management Process Modeling) 現時点ではOMGメンバのみアクセス可
  5. SBVR (Semantics of Business Vocabulary and Rules)

これらを、4階層のメタレベルと単純に組み合わせてしまうとモデル統合が困難になりかねません。 関心を持たれた方は原文をご覧ください。

Meta-Levels and the Integration of Modelsについて

Business Rules Standards Symposiumについて

TIBCO社のPaul Vincentさんもブログに書かれていますが、OMG主催のBusiness Rules Standards Symposiumのプログラムが公開されています。

  1. Business Rules Standards Symposium
  2. Rules and Decisions at OMG

実際に参加して生の話を聞くのが一番ではありますが、少なくともこのプログラムに掲載されているようなキーワードがビジネスルールといわれる世界にあって、それがどのような関連を持っているのか少し想像してみるとどうかと思います。 BPMとの関連はもとよりOWLやOntologyとの関連もテーマに入っています。

実は今週参加していた標準化の場でもこのあたりに関連する作業提案をすることになりました。 そういうこともあり紹介させて貰いました。

Business Rules Standards Symposiumについて