The problems with ACID, and how to fix them without going NoSQLについて

以前 Cloud Transaction についてというポストを掲載しましたが、こちらはアカデミックな世界にいる方のブログポストの紹介です。 Jordi Cabot さんのつぶやき(RT)でみつけました。

  1. The problems with ACID, and how to fix them without going NoSQL

懐かしい ACID 属性 (!) のことを主題に置いています。 分散トランザクション処理や RDBMS を良くご存じの方はこの議論をフォロー出来ると思います。 後についているコメントとのやりとりが面白いかもしれません。

The problems with ACID, and how to fix them without going NoSQLについて

Cloud Transactionについて

一度訪問させて貰ったことのある英国のNT/eという会社がクラウド上のトランザクション処理を実現する製品を発表しました。彼らへの応援も兼ね紹介させて頂きます。 次がそのプレスリリースです。

  1. NT/e: Lifting the Fog around Cloud Application Development

GigaSpaces XAPというプラットフォームを前提にしていますので、これがすぐに日本で取り扱われるようになるか否か残念ながら良く分かりません。 ただ、Internal CloudやPrivate Cloudという言葉が広がってくるというなら(そして長期的にはInternal/ExternalやPrivate/PublicのHybrid形態で)、そのうちその環境下でのトランザクション処理の能力が必要になるはずです。 現実のシステムで利用されるようになるまでには少し時間がかかるのかもしれませんが。

しかし、こういった技術が米国ではなく欧州それも英国から出てきたというのはとても興味深いと思います。 私の知って言る世界(狭い世界ですが)では、英国には先端的な研究開発に基づく製品を提供する企業がかなりあります。 太平洋の向こう側の様子だけでなく、更にその先にある大西洋の向こう側の動きも見落とさないようにしたいものです。

Cloud Transactionについて

Transactionについて

以前、といってももう20年近く前のことですが、トランザクション処理に係る標準化の仕事をしていたことがあります。分散トランザクション処理用通信プロトコルやそのAPIの標準化などです。単にこのTransactionという言葉にひかれて、InfoQにあった次のプレゼンテーションを眺めてしまいました(まだ途中ですが)。

  1. The Power of Native Transactions

SpringSourceのJürgen Höllerさんによるもので、懐かしい「XAインタフェース」などの言葉が飛び交います。Native Transactionというのはローカルトランザクションのことだそうで、そうだとすると多分「実際のシステムでは分散している資源のトランザクション管理はあまり必要ない(そもそも設計が悪い)」というような話ではないかと勝手に想像してしまいます。最後まで聞いて間違っていれば後ほど訂正のコメントを書き込みます。

このトランザクション処理の考え方は、通信プロトコルの標準化、APIの標準化(この時はPOSIX準拠システム用API:分かりやすく言うとUnixシステム用APIでした)、と進み、その後CORBAの世界でオブジェクトサービスとして再度標準化され、更に現在ではOASISでWebサービスの世界のトランザクション処理標準として書き換えられています。微妙に進化しているように見えますが、本質的な内容は変わっていないと思います。

トランザクションのような抽象的かつ現実的な概念が形を変えて生き続けるのは当然のことだろうと思いますが、これがCloud Computingの世界でまた新たな形として再定義されることになるのかどうか気になります。従来型と比べデータの管理方法が変わることに対してトランザクション側でも対応が必要かがポイントのような気がしています。利用者側からは余り見えない話でしょうが、Inter-cloudsの可能性なども考えると、Cloudプロバイダ側で何かが必要かもしれません。

Transactionについて