昨夜(というか今日の朝1時から)Obeo 社による Webinar があり、Sirius のこれからの展開についての説明がありました。Sirius は Desktop 版と Web 版があり、今力を入れているのは Web 版だということがわかります。Web 版はブラウザで使うものなので、多分大きなスクリーンがあれば使い易いのかと思いますが、現状見た目では Desktop 版の方が完成度が高く感じています。しかし、今後は Web 版に多くの機能追加が行われる模様で、1年少々で印象が逆転するかもしれません。
さて、Eclipse の UML tool である Papyrus ですが、開発主体は Obeo 社と協力して基盤部分を Sirius Desktop 版に置き換えようと作業しています。それが終わればSirius Web版にも対応する計画だそうです。そこに、Eclipse SysON という新たな要素が加わり、SysML v2 の機能を取り込む予定だそうです。そして、これは Papyrus だけでなく Capella にも適用されるそうです。
こういう展開になるのであれば、皆で Sirius Web 版に慣れておく必要がありそうですね。