NIEMについて(2)

これも以前のブログポストの続編です。

  1. UML Profile for NIEMについて | 徒然モデリング

この話はその後も順調に進展している模様で、次のようなサイトもあります。

  1. NIEM-UML
  2. NIEM Webinars

Webinars の方ですが(知り合いが担当していました)5本あって、UMLツールを使いNIEMモデリングをするための導入になっています。多分最初の3本(3本目は良く途切れるとは思いますが)程度を見ればほぼUMLツールを使って何をしたいのかその雰囲気が分かると思います。

NIEMは国内でも(日本版の?)検討をされているような噂を聞いた事があります。結局NIEMは、古くからの課題である「用語の統一」と「メッセージ形式の共通化」に近そうですが、もし推進した場合、日本では(関係者や担当者から)どんな反応がでるのでしょう。

なお、OMG サイトでは次の場所に現時点での仕様があります。ちょっと興味深いのは、多分レガシー(失礼)と思われるXMLスキーマへの変換のためのQVToが標準の外側としてですが含まれている事です。

  1. http://www.omg.org/spec/NIEM_UML/Current
NIEMについて(2)

UML Profile for NIEMについて

OMGで標準化が進められている活動の紹介です。 NIEMというのは米国の National Information Exchange Model で、政府や州や民間の間で情報交換を行う際の語彙の標準化だそうです。 そのベータ版#1がレビューのために公開されたということなので、ちょっと眺めてみました。

  1. UML Profile for NIEM beta 1

かなり複雑な仕様です。 内容の詳細はさておき、OMGの政府向けの仕様ということで、これがいったいどんな構成になっているかをみてみます。するとMDA的な整理になっており、PIM/PSM/Platformの各仕様が並んでおり「これらの間の対応付けをQVToで書いた変換ルール」として提供しています。 OMGでもこういった形式の仕様は初めて見るように思います。 個人的な印象ですが、対象範囲が広く政府のプロジェクトとも多分関連すると思われるため、上から下に向けての変換を厳密にするための工夫ではないかと思いました。 国によって事情が違うと思いますが、こういう仕様を公開すれば情報交換の質はきっと上がると思います。 この構成についての考え方だけでも参考になるのではないでしょうか。

UML Profile for NIEMについて

エンタプライズシステム開発について

最近では、エンタプライズシステムといえど、特別な対応が必要な基幹システムを除くと、一般的なWebアプリケーションと構造的に大差ないような気がします。以前OMGの活動などでビジネスモデリングの世界にも顔を出していましたので、ちょっとエンタプライズシステム開発に必要かなという作業をFreeMindを使って書き出してみました。多分沢山抜けがあると思いますが、参考までにということで掲載します。コメントを頂ければ追加・改訂しますので、気楽にお寄せください。なお、具体的なテクノロジの選択・対応付けは次のステップということで含めていませんが、必要なら追加します。

エンタプライズシステム開発
エンタプライズシステム開発について

InfoQ: Gartner: Best and Worst EA and Application Architecture Practicesについて

InfoQ の記事の紹介です。 Garter による Enterprise Architecture 実践におけるベストプラクティスとワーストプラクティスというタイトルです。

  1. InfoQ: Gartner: Best and Worst EA and Application Architecture Practices

裏表の関係にある部分がかなりありますが、取り組む際には気にかけた方が良い項目が並んでいます。 なお、最後のところにスライドへのリンクがありますので、詳しく見てみたい方はそちらも参考にしてください。

InfoQ: Gartner: Best and Worst EA and Application Architecture Practicesについて

InfoQ: Interview: Software Systems Architecture: Working With Stakeholders Using Viewpoints and Perspectivesについて

ビューポイントという言葉が入っているので見過ごせない記事だと思い紹介します。

  1. InfoQ: Interview: Software Systems Architecture: Working With Stakeholders Using Viewpoints and Perspectives

インタビュー記事ですが、なかなかしっかりした内容の本のようです。 部分的に Google books で立ち読み可能です(書名で検索してください)。 私が長年つきあっている RM-ODP とはまた違うビューポイントを導入しているようですが、大きな考え方レベルの話は類似していると思います。 最近この分野は流行りではありませんが、不要になった訳ではないはずです。 全体像の整理がつかないと感じた時に、ここにあるようなアーキテクチャの整理方法・手法部分が参考になるかもしれません。

InfoQ: Interview: Software Systems Architecture: Working With Stakeholders Using Viewpoints and Perspectivesについて

InfoQ: The Open Group Releases Standards for SOA Architects, Cloud Service Providersについて

The Open Group の標準についての InfoQ 記事紹介です。 本ブログのカバー領域である SOA や EA に関連した標準ですが、具体性(実装への近さ)という点ではちょっと利用するのが難しいかもしれません。 顧客への新システム提案の中で使うのでしょうか?

  1. InfoQ: The Open Group Releases Standards for SOA Architects, Cloud Service Providers
InfoQ: The Open Group Releases Standards for SOA Architects, Cloud Service Providersについて

Is BOA the New SOA? – Insurance Networking Newsについて

BOA: business-oriented architecture についてのお話です。保険業界系の IT 関連記事の紹介です。

  1. Is BOA the New SOA? – Insurance Networking News

実際に SOA を業務システムに適用しようとすると、やはりビジネスよりの仕様を明確にした上で SOA を利用することになりますが、そのあたりの必要性を BOA という言葉で表しているようです。その特徴として

  • implementation independence
  • location independence
  • contracts

を挙げていますが、RM-ODP の Enterprise Language に通じるところもあります。現実に即した Enterprise Architecture やビジネスモデリングのすすめかもしれませんが「必要なものは必要」ということではないでしょうか。

Is BOA the New SOA? – Insurance Networking Newsについて