RM-ODP 関連の話題です。Computer Standards & Interfaces というジャーナルで RM-ODP の特集がでました。タイトルは “RM-ODP: Foundations, Experience and Applications” です。
大学や企業の方くらいしかアクセス出来ないかもしれませんが、上の URL からでも Abstract 程度は読めます。適用例も含まれていますので興味をもたれた方は「アクセスできる場所を探して」ご覧ください。
RM-ODP 関連の話題です。Computer Standards & Interfaces というジャーナルで RM-ODP の特集がでました。タイトルは “RM-ODP: Foundations, Experience and Applications” です。
大学や企業の方くらいしかアクセス出来ないかもしれませんが、上の URL からでも Abstract 程度は読めます。適用例も含まれていますので興味をもたれた方は「アクセスできる場所を探して」ご覧ください。
かなり以前にご紹介したことのある IEEE 1471 という標準が ISO/IEC JTC1 に持ち込まれ ISO/IEC/IEEE 42010:2011, Systems and software engineering — Architecture description として出版されたという情報です。
最近あまりフォローしていなかったためオリジナルからどの程度変わっているのか分かりませんが、ソフトウェア・システムアーキテクチャを設計する人のための標準という位置づけは変わらないはずです。 そのようなことを仕事としてされている方には参考になる(使える)だろうと思います。
参考までに、この活動のために設けられている URL を再度掲載します。
以前も書きましたが、PaaSが注目です。
IaaSではサーバ環境がCloudに移っただけですし、だからといってSaaSを組み合わせただけで欲しいシステムが構築できるところまでには至っていません(将来的にはそうなるのかもしれませんが)。 そうすると必然的にまたは消去法によりPaaSの意味合いや存在が大きくなるはずです。
ただ、Pはプラットフォームですから、使えるプラットフォームとは何かということになりそうです。
補足) ITPROの記事に次のようなものがありました。 Gartner社はPaaSを更に細分化して考えているようです。 ただ、今度は「アプリケーション」という言葉が意味不明になっているような気がします(何がアプリケーション機能で何がプラットフォーム機能かという点について、世の中にコンセンサスは無いと思います)。
CMU SEIのWebページを見ていて目についたタイトルのプレゼンテーションを紹介します。
Software Architecture の重要性を語っているものですが、ちょっと気になったの Social という言葉です。
“Software architecture is influenced by the technical, business, and social environment.”
今までそれ程意識していませんでしたが、確かにもっと意識する必要があることなのかもしれません。
ノンカテゴリーです。
現在、米国MaryLand州のGaithursburgというところに来ています。 目的は標準化の会議に参加することですが、もうひとつ別の目的もあります。 RM-ODPの入門書を書くプロジェクトに参加しているのですが、著者4名のうちの3名がここに終結することになり、最後のレビューの場として利用させて貰っています(もちろん標準化会議終了後の自由時間帯にです)。
標準化の会議の方はいつものメンバーにポーランドからの参加者が加わり、多少フレッシュな感覚で議事が進行しています。 話してみて分かったのですが、この方はLinkedInのあるグループで以前(標準自体をモデル表現したいという案について)議論したことのある方でした。 興味深いめぐりあわせです。
昨日はハイレベルなポリシー・オブリゲーションのモデル化の議論で盛り上がりました。 今日はOMG関連の話題で時間をとりそうです。
いつものことですが、日本から大勢の参加者がみえています。 何か面白い話があればまたポストします。
なお、本の方は最後の仕上げの段階なのですが、時々本質的な問題が現れることもあり、もう少し時間が必要のようです。
InfoQの記事の紹介です。
企業システムがクラウドに移行すれば、レガシーシステムなどで運用・統制してきたエンタプライズアーキテクチャの規定と言えそうなことはもう気にしなくて良くなるのか、というお題です。これはさすがに単純化し過ぎた議論だとは思いますが、このような議論を堂々とするのが米国流なのでしょう。EAとCloud Computingの関係について関心をお持ちの方はご覧ください。
補足) InfoQ日本語版で翻訳も公開されています。
短い文字数の中でもかなりの情報が伝達できることを示してくれたのが Twitter です。 またまとまった記事などと比べると瞬間的なコメントが中心になりますが、やはり情情報伝達が「早い」です。 しかしながらIT分野ではやはり海外からの情報が過多となりがちです。 Twitterで検索した結果をGoogle Translateなどを用いて翻訳するプログラムは比較的簡単に書けそうですが、きっと誰かがやっているだろうと思い調べてみました。 いろいろありましたが、今回ご紹介するのは xlhit というサイトです。 その効果をみるために、次のような本ブログらしいIT系キーワードで検索をかけてみました。
どんなものでしょうか。 当然ながら日本語はいまいちですが、一目で把握できる情報量が増えると思われますので役に立つかもしれません。 面白いと思われた方はご関心を持たれているキーワードで自分用のものを作られてはどうでしょうか。 また、もっと良いサイトをご存じであれば是非コメントをお願いします。
InfoQに掲載されているUMLでおなじみのGrady Boochさんによるビデオとプレゼンテーションの紹介です。 ただし、プレゼンテーションはSecond Life上で行われており、これ自体は昨年秋に収録されたもののようです。
当ブログの初期の頃に書きましたがBoochさんはソフトウェアアーキテクチャのハンドブック(カタログ)を整理するプロジェクトを推進されています。 収集された多数のソフトウェアアーキテクチャの中でSOAは特にどんな特徴がありどう捉えておくべきかというあたりの講演になります。
“system of systems” という言葉があります。 米国DoDなどの大規模システムを語る場合に良く聞く言葉です。 多数のシステムから構成されたシステムということだと思いますが、どのようにアーキテクチャを記述するのでしょうか。 Wikipediaの解説とUPDM開発活動を行っているグループのページを以下に示します。
同じ系統のFrameworkとしては次もあります。
更にTOGではEAに対応したTOGAFがありCertificationも実施されています。
位置づけとしては、この “system of system architecture” で記述される大きな枠の中に個別の情報システムや組み込みシステムなどのarchitectureが組み込まれるということでしょうか。 しかし、どうもこの大枠の(森を見る)architectureについての関心が持たれていないような気がしています。
BPMNの今後に関連して次のようなブログポストがありました。
タイトルはBPMNで前半はBPMN2.0の採択やeclipseなどtoolingの話が書いてありますが、注目して頂きたいのは後半です。 OMGでAE (Architecture Ecosystem) SIGというグループが設立され、BPMNとUMLの連携方式(これがきっかけとなった問題です)、多数存在するメタモデルの混在利用を可能とする方式、Webの世界のようなオープン性・自由度の追求、など多くの話題について問題点を洗い出し検討することになっています。 大きな問題を扱うため進展スピードは遅いだろうと思いますが、UMLの今後に大きな影響を与えそうな活動ですので、今後の活動模様に是非ご注目下さい。